こんにちわ!風の森建築で広報のお仕事を時々させて頂いておりますヤナガワと申します。風の森さんにセルフビルドパートナーになっていただき、ハーフビルドで自邸を建てて3年の月日が経ちました。セルフビルドの工程があまりにハードなれど完成してしまえばあまりに人生が楽しいため、振り返って記録に残したい思いがあり、風の森の皆様のご厚意でこちらにブログを開設させていただいておりましたが、この投稿を最後にこちらはクローズさせて頂くこととなりました。

写真は、お家の近所(と言っても車でですが)に最近オープンした甲州うどん「澤村」さんです。甲州といえば「ほうとう」が有名ですが、そのほうとうを麺を冷たくし、温かなつけ汁で食べるものを「おざら」と呼ぶそうです。埼玉県出身で、コシの強い肉汁うどんに馴染みがあるので、懐かしさすら感じつつとっても美味しく頂いてきました。駐車場も広く、席数も多く、この辺りで珍しいことに定休日なしでいつでもお昼はオープンしている貴重な店舗です。平日の日中でしたが店内は賑わっていました!

GWもあまり遠出せず、自宅付近で潜り込むように暮らしていたわが家。筍を掘ったり蕨をつんだり、蓮根を掘ってすぐさま天ぷらにしたり子供会で川掃除したりカレー作ったり。あの頃テントも買ったのにキャンプに行くのが億劫すぎて(日々忙し過ぎて)行けてないねえ・・・と話しながら、久しぶりの夫婦ミーティングランチです。ちょっと足を伸ばせば美味しいご飯屋さんがあり(ただし昼間限定。夜は食べれるお店少ないです!)、朝晩や夕方や雨上がりの空気は格別で、日中の今もウッドデッキに置いた古テーブル(リビセンさんで2000円くらいで売っていたベンチの塗装を剥がして使っています)の上にパソコンを置いてこの投稿を書いています。お金ができたら作ったらいいね、と話していたデッキの屋根は未だかけられず、頭上にはネット購入したタープがはためいて日陰を作ってくれています。
そう、最近できたのは玄関への石のアプローチです。

夫がコツコツと石を削り、パズルのように石を組み合わせ、セメントで固めて完成。家族(夫)の関心は庭へ庭へ。庭は日々進化し、植物が増え続けています。人って、本当に興味のあることしかできないものですね。植木や植物は「え!この大きさ、この枝ぶりでこのお値段はお買い得!」って興奮して数万円出せちゃうけれど、それ以外の財布の紐はしっかり締めて。私は3年を過ぎた無垢床のメンテナンスが目下の関心ごと。計画通りにはいきませんが、それが楽しいのです。

小さな子供二人と猫1匹の無垢床台所を放置すると床板はこんな具合です。風の森で長年使用させていただいている小川耕太郎∞百合子社さんの蜜蝋ワックスを使って磨きたいと思いながらなかなか手が届かぬ日々。ワックスの前に、小川社さんの新商品であるミストデワックスと電動ハンディクリーナーで汚れを浮かして拭き取ることが今一番のワクワクごとです。その日を生み出すべく毎日虎視眈々と家仕事を進めています。ちょっとだけ以前やってみた時すっごく楽しくて。
実はそんなに汚れを気にして暮らしていないんですよね。こうして写真に撮ると、うわ、きったな。笑 って思うんですが、自分の目は適度に解像度が粗いんでしょうね。庭に気持ちは向いていて、子供達が元気で毎日幸せだなあと思って暮らしていると、床の汚れとか割合どうでも良いんです。床の上に物がいっぱい出てると人ってイライラしやすいけれど、子供がいる暮らしで片付かないのなんて当たり前だ。片付けたい時に短時間で片付けばそれでいい。私にとって本当に大切なことは、それを母一人がするんじゃなくて、家族みんなが協力してだーっと片付けられること。それができるとスカッとします。だから別に何も困っていないのだけと、ただ、小川社さんのInstagramなど拝見しているうち、お、面白そう・・・・やってみたい・・・と思ってしまって。ずーっと購入を楽しみにしていたら、ある時夫がプレゼントしてくれました。(掃除せえよ、ということですかね?)
こちらのブログは、読んでくださった方がいらっしゃるのかどうかもついぞ分からぬままでしたが、このブログを入り口にして風の森のHPに辿り着いてくださる方が少しでもいらっしゃったなら、嬉しいです。(セルフビルドが始まる前の記録や無垢床のメンテナンスについては、自分にとって更新のしやすい媒体(スマホでサクッと作業できるもの)で近々リスタートする予定です。)
セルフビルドは、セルフエンパワーメント。その人の持っていた眠っていた力が呼び覚まされる。生きる力が高まる。と風の森の社長、リュウさんはいつも仰っていますが本当です。家ができてから、貯金も使い果たしてしまったので、お金の不安に悩むことも多かったような私で、いつも迷いながら、ブレながら、で全然カッコよく生きれないのですが。それでも、この道を歩んで来れて良かったな、本当に心底幸せだな、と思うことがある瞬間ふっと訪れる。それからまた怒涛の日々に飲み込まれる。そんな繰り返しで生きていますが、悩む日々や時間も無駄なんかじゃないと思うんです。今人生で一番安心しリラックスして生きることができていて、したいことに集中しだすと、悩んでいる暇なんかない!ってなるんだと思うのですが、そうやって生きられる時もあれば、そうじゃない時もあっていい。本当に、なんでもいいし、すべてがOKなのだと。“Every little thing gonna be all right”だなと。
風の森では広報の仕事をさせて頂くべく週に二日だけ出勤させていただいているので、いろいろなお客様や業者さんとお顔を合わせますし、私は何より風の森で働く人たちが好きです。木を切って家を建てるなんて、今どき。なんて危険で命懸けで難しい仕事なんでしょうかと思います。木造設計だって、できる方が日本にどれだけいるのでしょうか?でも、それがしたくて仕方なくて集まっている方が、関連会社さんの方を含めてたくさんいらして、皆さんの苦心しながらもしたくて仕方ないことをしているお仕事ぶり、心から尊敬しています。そんな中に、へっぴり腰の私が仕事をさせていただいていること、心から感謝しています。これからも、合板を使わず国産無垢材で作るセルフビルドの家づくりに関心を寄せてくださる奇特な皆様にお会いできること、楽しみにしています。


最後に子供達へ。小さな頃、親は必死のパッチで家づくりばかりしていたね。十分に遊んであげることも遊ばせてあげることもできてないと思っていたけれど、できていたこともあったのかなと今は思う。振り返れば宝物ののような瞬間がたくさんあったね。健やかに朗らかに育ってくれて本当にありがとう。子供達それぞれの個性が好き過ぎる私は、確かに幸せなのだろうと思うんだね。母の日と子どもの日の手作りの記録を残して、こちらをクローズさせていただきます。そしてうっかりこの長文を最後まで読んでしまうハメになった貴重なみなさまへも。心からありがとうございました。
