(11) 2022年12月/お金のはなし

8年以上前に夫が描いた絵を引っ張り出してきました。
長野県に移住を決めるずっと前、
結婚後住み慣れてきた京都を離れ
埼玉県の所沢市に移って1〜2年程経った頃のイラストです。

夢の家のイラスト
長女が一歳未満の頃、夫が描いた「夢の家」イラスト。
この頃は「森の中」に住みたいと思っていた。

長野県に住むことは自分達にとって良いアイデアなのではないか?
(高校生の頃
スキー旅のバスの車窓から雪を冠る山々を見たとき
ここに住みたいと思ったのだそう)
という話を夫はこの頃からしていたのですが、
それが現実になるとは
当時の自分には一欠片だって想像しきれていないことでした。
冗談半分、本気半分の夫が描いた
「こんな家に住めたらいいな」というイラスト。
ドングリのなる木は少し離れたところにですが生えているし
一階につくる予定のウッドデッキは星見台になることでしょう。
夫は自宅でイラストの仕事をしているのですが
そのためのアトリエの位置や玄関の位置、ポーチのイメージの他、
木で作られていて窓の多い小さくて簡素な家、という点では
今現在このイラストからそう遠くない家づくりをしていると言えます。

私たち夫婦は出逢ってから22年、
結婚をしてから14年の月日を共にしていますが、
いつも古くて小さな家ばかりを好んで選び、住んできました。
賃貸物件を探す条件はいつも「窓の外の見晴らしがいい、または緑が見えている」こと。
そして「古びていても小さくても整然としている家」
というものにいつも無性に惹かれ続けてきました。


夫はフリーランスでイラストの仕事をしています。
わたしは産前産後、児童書の営業職で
育児をしながら働いていました。
が、体調を崩して離職。
今は主婦業中心の自営業事務手伝いです。
仕事のツテやアテがあるわけでもないのに、
縁もゆかりもない長野県へ移住を決意できた背景には
移住直前にわたしが祖母の土地の遺産相続をしたことも大きい。
「今現金が手元にある訳ではないけれど
本当に困った時には何とかなる。」という安心感というものは
事実計り知れず、その安心感をベースに
夫は個人事業主でも必要額の住宅ローンを組めるくらいに年収を上げる挑戦をし、
毎年少しずつステップアップを重ねて実現しました。

自分で家を建てたり直せたりができる人になれたら、今後の可能性は無限大と感じています。

羽毛布団のような断熱材を、二層にして天井に詰めている最中。

3週間前から工事が内壁下地や天井下地作り、断熱材入れなどの
室内の作業に変わってきています。
このことが精神的にも大きな影響を与えていることを感じます。
セルフビルドで家を建てるということは、
単に家を持つ、購入する、という話にとどまらない何かがあると思います。




kaori

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