セルフビルドが始まって約半年が経つ。
この週末を前に、水道工事が入り現場で水が出せるようになる。
工事は家の中の作業へと完全に移行し、夫が取り組んでいたのは主に
トイレ扉を入れる枠、玄関室の扉を入れる枠、キッチン脇の壁、
など家の中の仕切りづくり。
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上記写真3点他もろもろを夫1人で作業していた。
窓や建具など柱のない場所に取り付けられるようにする
縦長の部材のことを「方立」(ほうだて)と呼び、
襖や障子などの建具を建て込むために
引き戸状開口部の上枠として取り付けられる横木のことを
「鴨居」と呼ぶ。
この週の作業は主にそれら方立と鴨居づくりで
工程を見ていくと下記のようになっているのだが・・・
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![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2022/12/12714D24-998E-4C7D-92EC-59E8AB03B6DE.jpeg)
間に鴨居が収まった。
これらを見て、セルフビルド、無理だ。と思われる方、
その通りだと思います。
私が工事をしなければならないとしたら、
本当にできないです。
外壁作業のときの、がんばったらなんとかなる感が消え、
複雑かつ神経を使う作業になってきました。
大工さんのお仕事とはこういうことで、
だからこそセルフビルドは一般的ではないのだ、と思います。
でも、そのハードルをくぐり抜けていく、
夫のようなヒトがいることも事実。
週末のたった2日間に
日頃の経験があるわけでもなく、
上記の工程を考え、形にして仕上げていくことは
作業量も集中力も生半可なことではないと思う。
とは言え端から見ている私としてはそれら作業が
「辛そう」というより
「妙に生き生きとしている」という方がしっくりするような。
夫がひとり集中しているので
わたしとこどもは久しぶりの週末のお出かけデーとなりました。
![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2022/12/img_1423-768x1024.jpg)
諏訪までの道のりをお友だち親子が車で乗せて行ってくれました。
東京から来ていた劇団さんは
壮大な和太鼓演奏を中心に歌と笑いと踊りを繰り広げる「たまっ子座」さん。
演目の「どうぶつ忍者学校」は
子ども心をくすぐる愉しさが随所に盛り込まれながらも
和太鼓の圧巻、本当に素晴らしかったです。
子どもたちも初のプロによる演劇体験に大興奮。
繋いでくれた友人たち、
そして劇に関わるすべての方と、
送り出してくれた夫に感謝の一日でした。
そんな半年目。どうやら節目に来ています。