わたしの中に、今革命が起きています。
アパートに住んでから、ほとんどやらずにいた
家の前の掃除を子どもとやった朝。
驚くほど彼は一生懸命やってくれ、
隣の人のところの方をむしろ熱意を持ってやっていました。
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そして、台所の片付けを始めました。
水廻りを整えるコツは「冷蔵庫」から手をつけることなのだそう。
冷蔵庫の中には食品などの期限が決まっているものが入っているので
要不要の判断が下しやすいためなのだそう。
面白いですね。
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このアパートに暮らして3年目になりますが
家づくりに奔走していることもあり、
自宅の掃除はかなりおざなりになっていたのが正直なところ。
大掃除の時くらいは片付けていたはずの冷蔵庫も、長いこと放置していました。
名誉のために言えば、我が家は夫が片付け上手ですので、
きれいに整っていることも多いのです。
でもなんといっても、主力の私が「片付け下手」の「無くし物王」。
夫がどんなに頑張っても、愛情を注いで収納をテコ入れしてくれても
どうしてもいつも家の中はグッチャリコ。。。
それを私はいつも「家が狭いせいだ」と主張して憚りませんでした。
所沢在住時代は家族4人で50平米未満の貸家暮らし。
移住して50平米強、になったことでかなり快適になったので
実際に暮らしを保つ最低限必要な広さというのは
おそらくですが定義があるのではないでしょうか。
それでも小さな子どもとの暮らし、なんといってもスペースがいるのです。
でも実は、我が家は台所だけはそんなに狭くないのですね。
暮らしっていろんな要素が複合的に絡まっていて、
どこかがダメだと全体を諦めてしまう、そういうことありませんか?
私の場合はリビング、自分が日中主にいる部屋を
どうやっても片付けきれずにいることが一番のストレスでした。
そしてそれはどうしようもできない。
新しい家に住むことができたら全て解決されるはず。
そう思っていました。
![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2023/01/8D54C596-E028-4773-B641-E9572FF705BE-1024x772.jpeg)
でも今片付けを始めてわかったことがあります。
新しい家はきっと私の暮らしを応援してくれるでしょう。
私が今変わらなくても、このままでも、
新しい家が運んでくれる風はもちろんあったと思います。
でも、もう一回台所だけ作り直したい、、、そんな風に思う私も
もしかしたらいたかも。
こんなに夫が心を砕いて設計し、暮らしを、動線をイメージし、
作ろうとしている台所にも関わらず、です。
なぜならば、主力で動くのが夫ではなく、
「私」だからです。
私が未来ではなく「今」、片付けを始めることができたのは
間違いなく全力で家づくりに奔走しながら
毎日毎日忙しく朝から晩まで仕事をしてくれている夫のお陰です。
家族への感謝の気持ちが尽きないからこそ、
私はしばらく隙を見て片付けることに奔走しようと目論んでいます。
それは、結果として、最高の家づくりに繋がるかもしれない。
だけどそんなものじゃないなと思うんです。
それはあくまで結果でしかない。
片付けていると素晴らしいことは、今、この瞬間に感謝が溢れること。
片付けって本当にそうなのです。
ありがとう、頑張ってくれてたよね、拭いてあげれてなくてごめんね、
って大袈裟じゃなく涙が出そうになる。
私は今、「わたしを動かすための片付けと収納」を学んでいます。
ブログ映え、インスタ映えする写真じゃないかもしれませんが、
このコツコツを積み重ねていった先のイメージが少しあります。
その希望に向かって、新築戸建てだから。じゃなくて。
今、めざす台所を形にして、ブログにご報告しますことを
ここに宣言させていただきます。