クリスマスイブの朝7時半過ぎ、家族みんなで家を出る。
現場で必要な灯油缶を忘れていることに到着後気づきガックリ。
灯油ストーブに残っていたわずかな灯油で暖をとり
雪道運転の緊張を緩ませる。
水が凍結して流せなくなった仮設トイレに
バケツで水を汲んで流して8時半。
携帯で写真を撮る指がかじかむ。

少しすると「おしっこ漏らしちゃったー」と長男。
長男は膀胱の機能障害があって赤ちゃんの頃に手術をしているから、
お漏らしがあるとアチャーと思う反面
おしっこ出せて素晴らしき。と思うことにしている。
「お漏らししちゃったー!」は
子供を見ながら作業することが苦手なわたしにとって
ボクハココニイマスヨ という合図のよう。




かなりの重さがある石膏ボード。
厚みがない一枚を一人で持つと、手にかなりの負担がかかる。
また持ち上げて、引っ張って、今度は上に向かって持ち上げて、
と中腰の作業が多く、腰にも負担が来る。
天井の作業は先週から夫が一人で行っていたため
私はどのように手伝って良いかよく分からずひたすら眺め、
時折落ちたものを拾ったり、押さえたり、工具を渡したりする程度。
一人ボードを運び持ち上げる夫の作業は側で見ていても
「危険すぎる!!!」

お昼休憩ののち、
最後にのこった火打部分を貼る。
火打とは、梁、けた、土台のコーナー部がしっかりと固定されるよう
斜めに掛け渡された補強材のこと。
ここはいろんな材が組み合っているので
その部分を切り欠いてボードを貼らなければいけない。

