その日はいきなり始まりました。
セルフビルドがスタートしたのは、
上棟のお祝いとお清めをして、大工さん皆さんと一緒にお昼ごはんを共にさせて頂いた日の午後のこと。
子どもたちを遊ばせたりしながら、
のんびりとした日を過ごすつもりでいたら
『一日でも1ミリでも、早く進めた方がいい』。
と、風の森の皆さんからのアドバイス。
そういう訳で、その日私たちを待っていたのがこちらの筋交(すじかい)さん達です。↓
![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2022/08/picture_pc_f9d3d807da9e1b11905d2bf3dc1617f3-1024x576.jpg)
うまく入らない時は
ノミで削って切り欠きを大きくしたり
![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2022/08/picture_pc_dd9b5b8815e4e8ff80f1b59a7c164952-576x1024.jpg)
玄翁(げんのう=トンカチ)で木材の角を叩いて凹ませ、ハメやすくしたり。
![](https://kazenomori-kenchiku.jp/self-build/diary/wp/wp-content/uploads/2022/08/picture_pc_05ece648f77adecf500e737337a3c77c-576x1024.jpg)
この日は電動工具は使わず
ひたすらトンカチ。
の前に、忘れてた肝心なこと!
材木を指示書通りの場所に振り分けて配ることがこの日のメイン業務でした。
写真が残ってないと忘れてしまいますが、
料理やお裁縫と同じで、下拵えが9割。
所謂大工さんぽい🪚メインの工程はわずかで、
前後の準備とか片付けとかの作業量が半端ではない印象。
どんな仕事も同じなのかな、とふと思い
振り返ると何か有り難い気持ちです。
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この日は午前中は大工さん達皆さんがいらした余韻もあり、午後も金物を持って、私たちの現場担当、風の森の元気印ミユキさんが顔を出してくださり、なんだか明るく楽しく元気なまま、筋交や間柱を入れ終えた満足感に浸って帰路に着きました。