ぜんぜん工事しなかった日 #week17

外壁張りも5日目。
わたしは完全に根を上げて、
オットは「今日は一人でやるから、ゆっくりしていていいよ」
と言ってくれた三連休の最終日。
平日の前日(主に日曜日)は、
子どもたちが学校や保育園に行く準備万全に過ごす。
そうでないと、子どもたちにも疲れが出て1週間がうまく回らない。
これもまた工事4ヶ月目にして体得したペース。
今日は同じ町内に住む友人がひとり、遊びに来てくれた。

差し入れのおにぎりと
こども食べの良い卵かけご飯と
豪華になったおやつ。持ち寄りはたのしい。

人が来てくれるというのに、もう何にも作る気がしなくって、
こどもの好きなじゃがいもとワカメのお味噌汁と白米、梅干し、海苔だけ持参。
これを現場で食べるだけ、と思っていたが
お昼に来客があるのはテンションが上がってしまうよう。
子どもたちが騒がしくて、やれ箸がない、スプーンがない、あれやこれやとめちゃくちゃ疲れた。
でも沢山のおにぎりやきんぴらや、と差し入れを頂いてしまって、やっぱりお友達と囲むご飯は最高だった。
八ヶ岳で出逢う近隣の人たちは、まだ出逢って間もない。
それでも何故だろう、ここで出逢うことになっていたんだろう、と
腑に落ちる人たちばかりだ。
わたしはごはんと味噌汁が心の底から好き。
来てくれた彼女も、きっと。
秋はそれらが美味しくて至福です。

ごはんとおやつの後は長女の「渋柿取ろう!」の声に
引っ張り出されて渋々の渋柿もぎ。

お母さん取ってー
取りたい取りたい抱っこしてー

身体がクタクタなもんだから、えー、あれ取るのー?無理無理。とか えー、抱っこ?勘弁して一回だけね。とかで心の奥までぜんぜん浸透していないざんねんな母親。
だけど、お友達の撮ってくれた写真を見たら
なんだかちょっと涙が出ちゃいそうでした。
こんな風に見えるんだ、私たちの今。
めちゃくちゃ良いじゃん、、、って。

Gちゃん、その木はお隣さんのだよー

もっとこの瞬間に飛び込んでいかなきゃ勿体無いな、って写真が思わせてくれた。
少なくとも写真を撮ってくれた彼女は、この瞬間の中にいたのだと思う。
渋柿なんて、干し柿にする余裕も今年はないし、取るのも面倒って正直思っていた自分。
でも、子どもたちはちゃんと、熟していく柿に声を掛けられ、呼ばれて
吸い寄せられていくんですよね。
子どもたちと自然の関係って本来(赤ちゃんであるほど特に顕著に)そういうものなんだ、って
育児について発信してくださっている方が仰られていたのですが、
本当にそうなんだと写真を見て教わった。
なんかすごく、良い意味でガツンと反省した日でした。

この日々を彼等は大きくなった時覚えているんだろうか。

この日もお父さんは黙々とひとり作業を続けていました。
夕方、子どもたちは近所の子と遊んで上機嫌。
土地に戻ると遂に外壁の地板が二面完成!!

やったね!北側の地板張り完了。
毎日美しい秋の空。


珍しくオットが写真撮って、とピースしていました。
本当によく頑張る人です。
どんだけ体力があるんだろう、我が夫殿。
素敵な写真の殆どが、竹カゴも自分で編んじゃう料理名人、R子さんに寄るものです。
今日もご縁と自然に、ありがとう。

(外壁張り5日目)

kaori

kaori

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